今日は久々に「叱った話」
家族でちょっと出掛け、家内は買い忘れた物がありコンビニに寄ったので
小生と娘が先にマンションに帰ってきた。
で、エントランスの扉を開けようとすると、中にいた見知らぬ中学生位の
子供がこっちへダッシュしてくるのがガラス越しに見える。
何事か?と思いながら、扉に手を掛けるとこれが開かない。
要するに、その中学生は締めた鍵をバレないうちに開けようとダッシュして
来たのだった。どうやら小生は、「他所の子でも怒るおっかないオッサン」
として近所の子供達の間では有名らしく、ヤバいと思って跳んで来た
という事らしい。
謝るかな?と思って、無言で新聞受けの中をチェックしてオートロックを
開けたが、彼は無言のままこっちを見ようともしない。
ただ、こちらを気にしている気配はビンビン伝わってくる。
「しょうがねえなあ…」と思いながら、一言「つまんない悪戯するなよ」と
冷静に注意した。
すると彼は、相変わらずこちらを見ないまま蚊の鳴く様な声で「はい…」。
ここで小生にスイッチが入ってしまい、「分かったか!」と気合を入れた。
彼はその瞬間、直立不動でこちらに向き直り、さっきの5倍くらいの声で
「ハイ!!」と返事をした。
そうだよ。やれば出来んじゃねえか。謝る時ってのはそうやるんだよ。
と内心思いながら、「よし!」と言って肯いてあげたら、ホッとした様な
顔をしていた。
何だかなあ…。
彼は、親から(特に父親から)こっぴどく叱られる事も無くここまで育って
しまったのだろうか。
これは持論だが、特に男の子は父親から叱られる事で、ルールや秩序を
乱す事の怖さや過ちを犯した時の謝り方を覚えてゆくのだと思う。
ところが最近、子供(しかも自分の子)を叱れない父親が多い様に思う。
さっき出掛けた阪急デパート内でも、子供が店内で何をしていようが、
我関せずという顔をしてボーっとしているのが何人もいる。
確かに、逆風の御時世下で仕事で疲れてもいるのだろうが、家族と一緒
の時にそんな腑抜けただらしない様を晒していると、将来は子供からバカにされ、
カミさんからも無用扱いされ、「粗大ごみ」確定だよ、と声を掛けたくなってくる。
昨今、教育の質の低下が叫ばれているが、それ以前に我々オヤジ世代が
「俺が子供を教育するのだ!」という気概を持ちたいものである。
「叱る」を含む子育てを、嫁さんばかりに押し付けていてはいけないのだ。
教育の根幹は、学校以前に家庭にあるのだから。
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